安倍晋三首相がオバマ米大統領と真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊した直後の参拝で、疑問の声が上がる可能性もある。
今村氏は参拝後「1年の仕事の報告と感謝に来た。仕事納めの日に来ようと決めていた」と記者団に述べた。
参拝は単独で、一般客に交じって行った。参拝を決めたのは1週間ほど前だとし、「安倍首相の真珠湾訪問とはたまたま重なった。偶然だ」と強調した。
毎年行われる公人、政治家らの靖国神社の公式参拝はアジア諸国にとっては軍国主義の表れと受け止められている。靖国には様々な戦争で命を落とした250万人の日本兵、将校らが祀られており、これには第2次世界大戦後、裁かれた14人の戦犯も含まれている。