カリャキン選手は、先に行われたクラシカル(普通の)チェスの世界選手権で負けを喫した強力なライバル、ノルウェーのマグヌス・カールセン選手と決勝戦で対戦し、打ち負かした。最終的にカリャキン選手とカールセン選手の獲得ポイントは16.5ポイントで同じだったが、カリャキン選手が追加指標で上回った。
3位は、ロシアのダニイル・ドゥボフ選手。ロシアのアレクサンドル・グリシュク選手も上位5位に入った。
カリャキン選手は11月、クラシカルチェス世界王者の座をかけてカールセン選手と対戦したが、カールセン選手がタイブレーク3勝1敗で勝利した。
なおカリャキン選手は2012年のブリッツチェス世界王者、2015年FIDE カップで優勝しているが、今回はカリャキン選手にとって最大の勝利となった。
写真撮影の際、カールセン氏がテレビカメラとカメラから身をそむけた後、手を一度振り、急いで行事から抜けた。RTが報じた。