天皇陛下は、皇后さまや皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と長女眞子さま、次女佳子さまら成年皇族と共に宮殿・長和殿のベランダに立ち、集まった人々にあいさつ。
「人々にとり、穏やかで心豊かに過ごせる年となるよう願っています。わが国と世界の人々の平安を祈ります」と天皇陛下があいさつされた。
昨年8月テレビメッセージで退位の意向が明らかにされて以来、陛下の動静には注目が高まっているため今年の一般参賀(計5回)と昨年12月23日の天皇誕生日を祝う一般参賀(3回)には記帳とあわせて平成になってから最多の3万8588人が訪れた。
先に、「新年祝賀の儀」が皇居・宮殿で開かれた。このあたりに天皇陛下は「新しい年を共に祝うことを誠に喜ばしく思います。年頭に当たり国の発展と国民の幸せを祈ります」と応じられた。宮殿「松の間」では、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と長女眞子さま、次女佳子さまら皇族があいさつ。その後、両陛下が、皇族と共に宮殿の各部屋を回り、安倍晋三首相や閣僚、衆参両院議長、最高裁長官らから祝賀を受けた。又は各国の駐日大使らも宮殿を訪れ、新年のあいさつをする。共同通信が報じた。