トランプ氏は6日にロシアによるサイバー攻撃疑惑について情報機関から報告を受ける予定。
民主党大統領候補だったクリントン氏の陣営幹部らのメールを暴露した内部告発サイト「ウィキリークス」の代表アサンジ容疑者は、3日放送の米テレビ番組で「ロシア政府が出元ではない」とロシアの関与を否定。トランプ氏は4日、ツイッターに「ロシアはアサンジ氏に情報を渡していない」と投稿した。
一方、ロイター通信は複数の政府当局者の話として、ロシアがハッキングで入手した情報を、第三者を通じてウィキリークスに渡した決定的な証拠を米情報機関がつかんでいると報じた。
オバマ政権は昨年末、大統領選でクリントン陣営にロシアがサイバー攻撃を仕掛けて干渉したと断定し、ロシア外交官35人の国外追放など厳しい制裁措置を発表した。共同通信が報じた。