昨年12月末、国連安保理事会は、イスラエルが、東エルサレムなどのパレスチナの占領地で入植地を建設することを止めるよう求めた決議案を採択した。イスラエルの度々の呼びかけに関わらず、米国は拒否権を行使せず、投票を棄権するという異例の対応に出た。イスラエルのネタニヤフ首相は、決議案に従うつもりはないと発言。
イスラエルはまた、この決議案に賛成票を投じた諸国との関係を一時制限することも明らかになった。
イスラエルと国連の関係が悪化したことはこれが初めてではなく、先に同国政府はユネスコとの協力関係停止を発表した。