​ラフサンジャニ師、重鎮な政治家の生命

© AP Photo / Ronald Zak​ラフサンジャニ師、重鎮な政治家の生命
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イラン元大統領で保守穏健派の重鎮、最高評議会議長のラフサンジャニ師が8日、首都テヘラン市内の病院で死去した。心臓発作のため、救急搬送されていた。82歳。イランメディアなどが伝えた。

アクバル・ハシェミ・ラフサンジャニ師 1934年8月25日、イラン・ケルマン州ラフサンジャン村の農家に生まれる。コムの神学校に入学、故ホメイニ師に師事。63年からパーレビ王制打倒闘争に身を投じ、数回投獄された。79年のイラン革命に重要な役割を果たし、11月に内相就任。80年5月に国会議員当選、同7月、初代国会議長に選出された。89年7月の大統領選で当選。2期8年を務め、97年8月に退任後も最高評議会議長、専門家会議メンバーなどとして影響力を保持した。2005年に大統領選に再び出馬したが、マフムード・アフマディネジャド氏に敗北。その後、アフマディネジャド氏を中心とする超強硬派に対抗する穏健派として台頭し、2013年の大統領選に再度立候補したものの、高齢を理由に認められなかった。しかし同じく穏健派のロウハニ師を支援し、同師の勝利を後押しした。
ラフサンジャニ師の病床に駆けつけたと報じられたハサン・ロウハニ大統領はツイッターを通じて「改革と政治に取り組み、抵抗と忍耐の象徴であるこの偉大な人物の魂は天国に行った」と哀悼の意を述べた。
共同通信が報じた。

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