台湾の蔡英文総統は8日、米南部テキサス州のヒューストンで同州知事グレッグ・アボット氏とテッド・クルーズ上院議員と会見した。
スプートニクの独占インタビューを受けた中国人民大学国際関係研究所のWang Yiwei氏が、「蔡英文総統は、台湾はトランプ氏が中米関係の場において利用するカードにすぎないことを認識する必要がある。」
過去に台湾政権の歴代の首脳も訪米したが、Wang氏によると、蔡英文総統は高いレベルにない役職の人々と会談を行った。Wang氏は「もしトランプ氏周辺の誰かとの、何か具体的な問題における双方の協力に関する話し合いを含む会談であれば、もちろん、その会談は中国からの抗議を引き起こし、中米関係に損害をもたらしていただろう」との見解を示す。
先に、中国が米テキサス州知事と台湾総統の会談を非難したと伝えられた。