国内紛争によって分裂し、2011年から産油量が著しく減少したリビアは、OPEC減産合意の対象外とされた。
一方でリビアの国営石油会社National Oil Corp.(NOC)は最近、石油インフラの重要施設を封鎖した反政府勢力と合意することができた。結果、リビアの産油量は今週、3年間で最高水準の日量70万8000バレルに達した。
このような増加はロシアによる減産の約束を無意味なものとするほか、OPECが合意した目標を達成するためにサウジアラビアに減産量の増加を余儀なくさせる可能性がある。ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。