東京 公設卸売市場の地下水モニタリング調査で環境基準を超える有害物質検出

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日本最大の公設卸売市場である東京・築地市場の移転先となる豊洲市場の地下水のモニタリング最終調査が、昨年11月から先月にかけ実施され、その結果が14日に開かれた「専門家会議」で発表された。NHKによると、調査では最大で環境基準の79倍にもなるベンゼンが検出された、とのことだ。

ベンゼンは、最も単純な芳香族炭化水素で、有機化合物の一種、 常温では無色透明の液体で、独特の臭いがある。

なおモニタリング調査では、検出されないことが環境基準となるシアンも見つかった。

地下水のモニタリング調査は、市場の移転時期を判断する際、一つの重要な指針となるものとして注目されていた。

今回の結果を受けて、小池都知事は「もう一度、調査をしようということになるかもしれず、専門家会議に任せたい」と述べ、追加の調査が必要かどうかなどについては「専門家会議で詳細な分析をしたうえで判断すべきだ」との考えを示した。

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