ウクライナは米新政権の指導部がトランプ氏とロシアの間の合意のためにウクライナの国益擁護を拒否するのではないかと恐れている。「フランクフルター・ルントシャウ」紙はそうしたウクライナに対する終焉間近のオバマ政権の歩みについて、ウクライナが食らうこの打撃を緩和しようと試み、バイデン副大統領を派遣してポロシェンコ大統領と会談させ、「ウクライナ人をなだめよう」としていると揶揄。
ウクライナ政権はヒラリー・クリントン氏に対しあまりに積極的な支持を表すことで、新米大統領との有効な協力という展望を自ら絶った。ウクライナ、クリントン民主党候補はロシアに対する強硬路線を堅持し、ウクライナ軍に対してより強力な武器供給を組織してくれると当てにしていた。