偽造品に含まれる成分を調査中で、厚労省と同社は患者や医師、薬剤師に対し注意を呼び掛けている。
同社によると、これまでに偽造品の服用による健康被害などの報告はないという。同錠と明らかに外見の異なる錠剤が、単独や、外見の類似したものと混在した形で見つかった。偽造品は、同社の正規取引先以外の経路から入手されていたという。
厚労省によると、ハーボニー配合錠は1錠約5万5000円の高額薬品で、2015年9月に国内販売が開始された。昨年12月までの利用者は約7万6000人。時事通信が報じた。
今回の偽造品は処方薬であるため、本来あり得ないような状態で、深刻な問題に当たる。