返還対象となる楽曲はマッカートニーさんがジョン・レノンさんと共同で作曲した「ラブ・ミー・ドゥ」、「アクロス・ザ・ユニバース」などビートルズ時代のヒット曲。これらの曲の著作権は1985年にマイケル・ジャクソンさんが買い取っていたが、その後ジャクソンさんは死亡。2016年にはジャクソンさんの遺産管理団体によってジャクソンさんとソニーが共同設立したソニーATVに売却されていた。
マッカートニーさんは2008年以降、ソニーATVに著作権返還を繰り返し求めてきたものの同社が応じなかったため、米国の著作権法に基づいた今回の訴訟に踏み切った。