列車は東部の浙江省義烏市(ぎう-し)を出発し、ガザフスタン、ロシア、ベラルーシ、ポーランド、ドイツ、ベルギー、フランスを通過し、ドーバー海峡の海底トンネルをくぐって英国の首都ロンドンに到着。貨物の中身は消費財。
列車は義烏を元旦の1月1日に出発し、18昼夜をかけて終着駅ロンドンに到達した。中国から海路でロンドンを目指す場合は通常この2倍の時間がかかる。
中国は鉄道による直接的な乗り入れ先を拡大しており、ロンドンはその15番目の都市となった。
モスクワ地下鉄の環状線で、2017年夏、ロシアで開かれるFIFAコンフェデレーションズカップ2017をテーマとした列車の運行が開始された。