このアプリは、すでに2008年に登場、中国ばかりでなく全アジアで人気を集めた。今度は、欧州や米国、ロシアでも、文字通り今週、使えるようになった。
開発元の公式サイトのデータによれば、このサービスを世界26カ国で4億5600万人が利用しているとのことだ。
CNETの報道によれば、安全保障のエキスパートらは、Meituが写真アプリのため、美しいショットと引き換えに、あまりに多くの権利を求めていることを明らかにした。またエディター内で不審なコードが発見された。カメラへのアクセスやインターネット接続以外に、このアプリは、電話やジオロケーションへのアクセスも要求し、さらにスマートフォン入力の際、自動的にダウンロードされることを欲している。
サーバー安全保障の専門家、ジョナサン・ズジャルスキ氏は「Meituは、iPhoneがジャイルブレイク(脱獄)にあっているかどうかを点検でき、どんな通信事業者がユーザーにサービスを提供しているかチェックできる」と指摘した。
スリープモード中あるいは電話の再起動後でさえ、情報を静かに蓄積しているMeituは、プライバシーやセキュリティの問題について提起しないではいられないアプリである。
先に伝えられたところでは、中国製スーパーコンピューターのプロトタイプが、2017年にお披露目される可能性がある。