ロシアのペスコフ大統領報道官は記者団に、「現在何らかの提案について述べるのは時期尚早だ。なぜなら今はまだトランプ大統領が業務に就いてから間もない一番最初の時期だからだ」と述べ、「この件についてはもちろん何らかのコンタクトが始まるのを待つ必要があるが、まだそれは起こっていない」と語った。
ロシアのラヴロフ外相は、テロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」との戦いに関するロシアの立場はトランプ大統領の立場と一致していると述べ、ロシアはこの問題に関するトランプ政権の提案を考慮する用意があると指摘した。
先に,プーチン大統領は選挙で大統領に選ばれたトランプ氏の合法性を損ない、選挙公約が遂行できないような立場に同氏を立たせようという試みは米国民自身の利益に多大な損害を与えるものだと指摘した。