訴えによると、トランプ大統領が所有する会社が、オフィスビルやホテルの賃貸料や利用料などとして中国やUAEなどの外国の政府から支払いを受けていることはアメリカの合衆国憲法の報酬に関わる条項に違反するとして、対価の受け取りの禁止を求めている。
提訴したのは「ワシントンの責任と倫理を求める市民(CREW)」のメンバーら。CREWは声明で「外国からの報酬に関する米憲法の規定は、議会の承認なしにトランプ氏が外国政府から対価を受け取ることを禁じている」と主張した。時事通信が報じた。
トランプ氏は提訴について「根拠がない」と記者団にコメントした。