県や国土交通省、西日本高速道路によると、同日早朝時点で一時300台以上が立ち往生しており、車両の移動や除雪作業を急いでいる。同県の平井伸治知事は午前4時すぎ、自衛隊に災害派遣を要請した。気象庁は24日夕まで大雪への警戒を呼び掛けている。
鳥取、岡山両県を結ぶ米子自動車道では23日午後から60台以上が動けなくなった。西日本高速道路によると、立ち往生した車に乗っていた70代の男性2人が体調不良を訴え搬送された。23日午後2時ごろからトラックなど複数の車が雪で身動きできなくなり、後続車も滞留した。
気象庁によると、鳥取県では24日午前6時まで24時間の積雪量が智頭町で85センチ、大山町で78センチを観測した。