「きらめき2号」の目的は海外に展開する自衛隊部隊との情報通信能力の向上を図ること。通信が切れにくい周波数帯域の「Xバンド」を利用し、高速で大容量の通信ができるため、通信方式が異なる陸海空自衛隊の部隊間で相互に直接通信することが可能となる。インド洋上空で運用し、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)やソマリア沖の海賊対処活動に参加する部隊などで活用する予定。
現在利用している民間衛星3基に代わる防衛省の新衛星3基のうちの一つ。運用期間は約15年の予定。
日本の宇宙開発やJAXAの活動はかつて非軍事が原則だった。08年に防衛利用を容認する宇宙基本法が制定されたため、防衛省が独自の衛星を整備。JAXAも初めてその打ち上げに関わった。
【きらめき2号】H2Aロケットが打ち上げ、防衛省初の通信衛星を搭載https://t.co/gaIBQUwcSG
— ライブドアニュース (@livedoornews) 24 января 2017 г.
陸海空3自衛隊の一元的な指揮統制に使用される。防衛省は2020年度末までに3機を打ち上げる計画。 pic.twitter.com/ha5HgVVIdN