デジェフスキー氏の記事が雑誌Tabletに掲載された後、セルビアの主要紙の一つ、ブリッツ紙は、表紙にプーチン大統領の肖像画と「コソボ、それはプーチン氏が犠牲にする雑魚」という短い説明を付けた新聞を発行した。
専門家らも「米国はロシアのクリミアを承認し、ロシアはコソボの独立に同意する」というシナリオを議論している。ロシア戦略研究所所長顧問のイーゴリ・プシェニチニコフ氏は「スプートニク」のインタビューで、ロシアがコソボを承認するのは不可能だと述べ、少なくともプーチン大統領のもとでは不可能だとし、「ロシアにはクリミアがロシアであるために米国の支持は必要ない」と語った。
「ヴァルダイ・クラブ」のプログラムディレクターで、研究機関「外交政策」の責任者を務めるアンドレイ・スシェンツォフ氏は、「ロシアと米国が領土の承認・非承認で『取引』を開始すると述べても始まらない。少なくともロシアはこのような手段を使わない」と述べた。
クリミアは住民投票の結果、自主的にロシアの一部となった。一方コソボは米国やEUの支援を受けて一方的にセルビアから分離した。