マティス長官は、日本や韓国などの同盟国に対する米国の責務を明確にする方針だ。時事通信が報じた。
産経新聞は今回の日韓歴訪を見越して、マティス氏は上院軍事委員会での公聴会で同盟重視の姿勢を明確にし、アジア太平洋地域を「優先事項であり続ける」と述べた。訪日では日米同盟の重要性を再確認し、北朝鮮の核・ミサイル開発、中国の南シナ海進出、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題を協議する意向だ。韓国では韓民求国防相と会談し、北朝鮮問題や米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備を協議するとみられる、と報道した。
また、マティス国防長官が2月1日に米国を出発し、3日に東京に入ると発表されているが、日経新聞によると、マティス米国防長官は日本に先立って韓国を訪れる予定。