トランプ政権はパレスチナ自治政府の代表者に、オバマ前大統領が任期最終日に拠出した2億2100万ドルを凍結すると伝えた。
オバマ前大統領のチームは、トランプ氏の大統領就任式まで「わずか数時間」の1月20日午前にパレスチナへ資金を拠出する意向を議会に通告した。
資金の一部は、ヨルダン川西岸とガザ地区への人道支援を目的としており、他の部分は改革をサポートするためのものとなるはずだった。
米国務省は25日、パレスチナへの2億2100万ドル拠出に関するオバマ氏の決定を調査していると発表した。国務省は、同決定に複数の修正を加えることを認めた。
先に伝えられたところ、スパイサー米大統領報道官は23日、トランプ政権発足後最初の定例記者会見を開き、南シナ海を「一つの国の支配」から防衛すると述べ、中国をけん制した。政権による法整備の優先事項として医療保険制度と移民対策、税制改革、規制改革を挙げた。