イヴァンカさんご推薦のロシア開発の恐怖症克服アプリ、日本でも普及するか?

© Fotolia / Haitaucher39イヴァンカさんご推薦のロシア開発の恐怖症克服アプリ、日本でも普及するか?
イヴァンカさんご推薦のロシア開発の恐怖症克服アプリ、日本でも普及するか? - Sputnik 日本
サイン
トランプ米大統領の娘、イヴァンカさんのチームがロシアのアプリが飛行機恐怖症の克服に効果抜群とFacebook上で書いたメッセージが大きな反響を呼んでいる。「SKYGURU」の開発者らがFacebookに明かしたところによれば、イヴァンカさんのこの書き込みの後、有料バージョンの「SkyGuru Pro」は文字通り一昼夜のうちにアプリショップ「App Store」の有料アプリ品目の売り上げナンバー2に躍り出、無料バージョンの「SkyGuru Lite」に至ってはキャッシュ・アプリのトップを占めてしまった。

イヴァンカ・トランプ、ツイッターでロシア製アプリを推奨 - Sputnik 日本
イヴァンカ・トランプ、ツイッターでロシア製アプリを推奨
「SKYGURU」を開発したアレクセイ・ゲルヴァシュ氏はこれがどう機能するかについて次のように語っている。

「ソフトは機内で起きていること、乗員がその時々で行なう飛行操作の理由を説明してくれます。飛行中ソフトは機内モードで動きます。機内モードではソフトがベースにするのはそこでは使えないインターネット上のデーターではなく、モバイルフォンのセンサーです。つまりiPhonであれば機首がいつ上を向くのか、またいつ下を向くのか、いつ回り込むのかを知っているんです。アプリは今何が起きているかを知っていて、それがどんな理由で起きているのかを詳細にわたって説明してくれるわけです。イヴァンカ・トランプさんのような方が自分のフォロワーに私たちのアプリ『SKYGURU』をぜひお勧めしなければと思ってくださったことをとても光栄に思っています。」

「SKYGURU」アプリを最も多くダウンロードしている国はどこだろうか? 「SKYGURU 」の開発企業「Taktik Labs 」のマネージャー、キリル・イグナチコフ氏によれば、最近の1週間(1月18日から25日)の「SKYGURU 」ダウンロード回数を世界の地域ごとに表示するとトップ5は以下のようになった。

1. 欧州
2. 米国とカナダ
3.アフリカ、中東、インド
4. アジア太平洋地域
5. ラテンアメリカ、カリブ海諸国

では気になる日本はどうかというと、現時点では3%も越えていない。

このアプリは飛行機恐怖症の克服に効力を発揮する。こうした恐怖症を持つ人はどこの国でも必ず存在する。ところが日本にはもうひとつ特異な恐怖症がある。「ひきこもり」。自分の家を出るのが怖いという人たちのなかには実に20年という長期にわたって苦しんでいる人もいる。そこでスプートニクは「SKYGURU 」開発チームに飛行機以外の恐怖症に悩む人を助けるアプリの開発予定をたずねてみたところ、イグナチコフ氏からは次のような回答が寄せられた。

ヴェーデンハーでのスケート場のオープニングフェスティバル - Sputnik 日本
寒すぎるロシアで凍えちゃわない秘密を教えます【写真・動画】
「うちのアプリにはwww.no-fear.ruというのがあります。これは最新のバーチャルリアリティー技術を用いて、家から出られない、高い所が怖い、大勢の前に出られないなどあらゆる恐怖をコントロールする術をトレーニングするというものです。アプリには360度の角度で撮影されたビデオが使われており、これによってあなたは事態の中心に立たされている感覚を味わいます。リアリティー度は満点です。恐怖症というのは恐怖の対象に問題があるのではなく、自分の置かれている状態に対して恐怖を味わうことにあるんです。アプリとバーチャル環境のトレーニングを用いて恐怖をコントロールする方法を身につければ、恐怖を味わう対象と実際対面したときにもこの経験が応用できる。最適な成果を得ようと思えばバーチャルリアリティー用のめがねをお使いになることをお勧めします。」

スプートニクはこのアプリの普及度を今後も注視し、皆様に興味深い詳細情報をお届けしていきます。

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала