探検隊「日の出」は10月、モスクワからスタートし、数日前にバリ島に到着した。
旅の準備は2年間を要した。
彼らは全部で2万4000キロを踏破した。ルートはカザフスタン、キルギス、中国、ラオス、カンボジア、タイ、マレーシア、シンガポールを通った。
旅のために、2代の古いヴォルガ「GAZ-24-02」が修理された。イリヤ氏によると、この自動車は氏にとって「時代、文化、ソビエトロマンティシズムと価値基準のシンボル」だ。
探検中、若き芸術家らは約40回のコンサートを開いた。ロシアの音楽家らのコンサートには一般の人々から外交官まで訪れた。
イリヤさんは「最も記憶に残っているのは、新たな人々と演奏場です。私たちはチベットのマーナサローワル湖とカイラス山近くやジャングルの中、茶園、街の広場、海岸、理容院、書店、バンコク中心のナイトマーケットや、どこの馬の骨ともしれない場所で演奏しました」と述べた。
最後のコンサートは大盛況の下行われた。
先に、英国の研究者は、旅行と旅行者の脳の活性化との関係を証明した。
