北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は今月1日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験準備が「最終段階」にあると表明した。2月初旬にはマティス米国防長官が日韓を訪れる予定で、これに先立ち日米韓3カ国の連携も協議するとみられる。
トランプ氏は昨年の大統領選の期間中、韓国に在韓米軍の駐留費用の負担増を求める発言をしたり、米韓自由貿易協定(FTA)に否定的な立場を示したりしており、韓国側には今後の米韓関係を懸念する声もある。
また朴政権下で決定した米軍の最新鋭迎撃米ミサイル防衛システムTHAADの韓国配備には中国が強く反発し、最大野党「共に民主党」の次期大統領選有力候補、文在寅前党代表は「(韓国の)次期政権で検討すべきだ」としている。
トランプ氏は大統領選勝利後の昨年11月、弾劾訴追前の朴氏と電話会談し「米国は韓国と100パーセント共に歩んで行く」と語った。