先週の米英首脳会談の席でメイ首相は、訪英はエリザベス女王による国賓待遇の招請を伝え、トランプ氏が承諾した。
しかし、日曜日に英議会のウェブサイトでトランプ氏の招請阻止を求める請願が提出され、すでに審議対象基準の10万人をはるかに超える150万人以上が署名した。近日中に英議会で審査を行う運びとなった。
先週の金曜日にトランプ米大統領は7か国出身者に対して米国入国拒否および難民受入全停止という大統領令を出したため、訪英への反対論が噴出し、請願のお主な要因になった。
一方、英首相官邸は30日の声明で「首相は女王の代理として招請を喜んで伝達した。米国は英国の最も近い同盟国の一つであり、大統領を迎えるのを心待ちにしている」と表明。中止要請を事実上拒否した。王室はノーコメントの立場だ。MIAロシヤ・セゴドニャー通信が報じた。
