米・司法長官代理、入国禁止令に従わないよう通知

© Flickr / Salticidaeワシントン、米・司法省
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米司法省のサリー・イェイツ長官代理はトランプ大統領が命じた中東・アフリカ7カ国からの入国禁止措置について、法的な合理性がないとして、大統領令に従わないよう同省に通知した。

CNNテレビが報じた。

イェイツ長官代理は30日、「私には、常に正義を追求し、正しいことを弁護するという司法機関に与えられた厳粛な責務を果たし続ける責任がある」とし、「大統領令を弁護することがこの責務を果たせるとの確信も、大統領令が合法という確信もない」との書簡を同省に通知した。さらに、「私が司法長官代理である限り、司法省は大統領令を弁護しない」と強調した。

イェイツ長官代理はオバマ前政権で起用されたが、トランプ氏が指名したセッションズ上院議員が連邦議会で承認されるまで同省のトップを務める。

当大統領令について憲法違反に当たるとして、ワシントン州、バージニア州、カリフォニア州、ニューヨーク州、マサチューセッツ州は無効化を求める訴訟を起こした。MIAロシヤ・セゴドニャ通信が報じた。

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