Tシャツを「着せられた」イルカの写真はSNS上に現れるやいなや、動物愛護者らの目に止まり、自力では服を脱ぐことができないイルカを助ける決定がとられた。Facebook 上にはイルカが自分で服を着るはずもなく、何者かが故意にイルカに服を着せたのだろうとの書き込みが行なわれている。
イルカは背中部分に呼吸の穴があるため、布によって長時間ふさがれてしまうと呼吸困難に陥り、生命に危険をきたす。
BBCの報道によれば、豪州では野生動物保護法でこうした行為は最高で4000豪州ドル(米ドルで3000ドル)の罰金が課されることになっている。
先に、アルゼンチンでは、保養地サンタ-テレジータを訪れていた観光客らが写真撮影のため赤ちゃんイルカを苦しめ見殺しにしてしまったと報じた。