マスコミは、シャオ氏は中国人エージェンシーによって尋問のために中国大陸部に連行されたとの憶測を報じている。香港の治安維持機関は中国大陸部の警察に対してシャオ氏の所在を突き止めるための支援を要請した。
シャオ氏は北京を中心に投資活動を行なうコングロマリット「トゥモローグループ」を牛耳っており、今回のシャオ氏の拘束を、今秋に開催の重要な第19回党大会を目前控えて勢力を伸ばしている中国政権争いの裏幕と結び付ける声も挙げられている。香港人のアナリストのジョセフ・チャン氏はラジオに出演したなかで、「シャオ氏は中国政治の多くの権力者の家族の資本経営に直接的に関与していた」と」状況を説明している。