海底で失われた大陸の跡が見つかる

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南アフリカとノルウェーの地球物理学者グループは、現在のインド洋中央部に、その昔、小型大陸「マヴリツィヤ」が存在した事を直接証明する痕跡を発見した。

2016年度最高の考古学的発見の数々 - Sputnik 日本
2016年度最高の考古学的発見の数々
「マヴリツィヤ」大陸は、マダガスカル島の北東部とモーリシャス諸島、巨大なサヤ・デ・マリヤ暗礁、カルガドス・カラホス諸島そしてヒンドスタン半島の先端部を一つにしたものだ。雑誌Nature Communicationsが伝えた。

また雑誌Nature Geoscience によれば、1999年、地球物理学者らが、モーリシャス島の砂の中に、水の中に沈んだ古代の陸地の一部であったジルコン(風信子鉱)を発見、その後、固体の火山岩の中でも、古代のジルコンが見つかった。

学者達は「マヴリツィヤ」の地殻は、マダガスカル島中東部から生じていると推測している。マダガスカル島東部とヒンドスタン半島西部の地殻は、8400万年から9200万年前に断片化し、インド洋西部全体に散らばった。この時、マダガスカル北部とヒンドスタ南部は。200キロ、帯状に離れていたが、その後、大陸を形成した。

この小型大陸は、数千万年、存在し続け、その後、マダガスカルとヒンドスタン半島が互いに離れてゆくにつれて、水の中に没し、インド洋が形作られた。

伝えられたところによると、スペインの考古学者が地中海のバレアレス諸島にあるカブレラ島近くで、約1800年前に沈没したとみられるローマ帝国時代の船を発見した。

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