第1原発事故で測定された最大値という。原子炉直下の鉄製足場に1メートル四方程度の穴が開いていることも判明。溶け落ちた核燃料(デブリ)で変形して脱落してできた可能性があるとの見方を示した。
東電によると、線量は、格納容器内を撮影した画像を分析した推定値。圧力容器真下のスペースへの入り口付近で毎時20シーベルト、圧力容器真下の空間の手前約2メートルの位置で、毎時530シーベルトだった。これまで測定された最大値は2号機内部の毎時73シーベルトだった。
これより前に伝えられたところでは、東京電力が福島第1原発2号機で実施したカメラ調査の映像を解析した結果、圧力容器真下の足場に直径約2メートルの大きな穴があることが2日、分かった。