「白書」には英国は統一された商品、サービス市場から離脱する代わりにEUとの間に自由貿易に関する新たな「野心的かつ全包括的」な合意、通関制度に関する新たな合意を締結し、軍事分野、犯罪テロとの戦いでの協力を続けると記載されている。
そうした際に英国経済は市民の自由な往来と欧州裁判所の司法権を認める統一の欧州市場を離れることになる。「白書」にはこれらはすべて主として移民を自律的に規制する可能性を持つために行なわれるものと説明されており、英国をビジネスのために最も快適な条件をそろえた国にしようという呼びかけが繰り返されている。
英国は3月末までにEU離脱プロセスを公的に開始し、リスボン条約の第50項を発動させねばならない。
先に、16日夜に英メディアが報じた演説原稿の抜粋によると、メイ首相は12項目からなるEU離脱プランを発表する。