ラブロフ外相はオーストリアの雑誌Profilのインタビューで、「もちろん我々は選挙運動中ならびに選挙での勝利後にトランプ氏がロシアについて語ったことを注視した。同氏が表した両国間に正常な対話を構築する必要があるとする立場は、2国間関係の肯定的な前進に一定の希望を持たせる」と語った。
またラブロフ外相は、「露米相互の関心がある場合は、もちろん2国間問題の解決へ前進するだけでなく、現代の重要な問題の効果的な克服にも共同で貢献できる」と強調した。
先にトランプ氏はFOXニュースのインタビューで、テロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」との戦いの手助けとなるためロシアとの関係改善は有益だと指摘したほか、プーチン大統領を尊敬していると述べた。一方でトランプ氏は、プーチン大統領と親しくなれるかについて述べるのはまだ時期尚早だと語った。
先に、米国のトランプ大統領は、ウクライナ国境地帯の平和復興のため、ロシア、ウクライナそしてその他の関係当事国と協力してゆく意向を明らかにした。