広報部によると、米国の海軍とミサイル防衛局、そして日本の防衛省がハワイで現地時間3日夕方に迎撃試験を行った。ハワイのカウアイ島から発射された中距離弾道ミサイルが標的となり、米艦船「ジョン・ポール・ジョーンズ」が標的を識別し、迎撃ミサイルを発射した。
ミサイル防衛局のジェームズ・シリング局長は迎撃試験について「SM-32の開発協力におけるもっとも重要な段階だ」と指摘し、「米国と日本の政府および企業が製造する同ミサイルは両国にとって極めて重要であり、全世界で高まる弾道ミサイルの脅威を抑える我々の可能性を向上させる」と述べた。
先に、米軍のF-16戦闘機が、ニューメキシコ州での演習の際、誤って空対地ミサイルを発射、その結果、軍人1人が死亡、1人が負傷したと報じられた。