モハメド容疑者の文書には9・11テロで悪いのは米政権であり、その外交政策で米国は「全世界の罪なき市民を殺害した」からだと述べられている。
9・11テロについてモハメド容疑者はテロ当日、「あなた方を相手にした戦争を始めたのは我々ではない」とつづり、「これを始めたのはあなた方自身、我々の国にいるあなた方の専制者だ」と確信を記している。
発表された書簡は2015年1月の日付となっている。
モハメド容疑者ら、テロ容疑でグアンタナモの職員らは当初、モハメッド容疑者のメッセージの転送を退けていたが、同年9月に収監者の弁護士は、収監者は大統領に書簡を送る権利を有していると主張し、司法の介入を要請した。
モハメド容疑者は「イラク、イランからベトナム、広島にいたるまで」米国が諸外国で行った介入の例を列挙している。