石油ガス地学地球物理学研究所地震波トモグラフィー研究室長イワン・クラコフ氏がロシアのマスコミに伝えた。
クラコフ氏によると、クリュチェフスカヤ火山の潜在的な危険性についての学者の意見は一致していないという。同火山は噴火しているおかげで地下のマグマの圧力が常に放出されているので、超噴火の可能性が低いと考えるものもいれば、この火山システムは地理的規模で見れば若く、いつか超噴火はいつか起こる可能性があると考えるものもいる。
現在地球上には、噴火によって地球の気候に影響を与える可能性がある約20の超火山があり、その中にはたとえば米国のイエローストーン長火山がある。