「世界ラジオデー」のコーディネーター、エリソン・メストン氏は、「国際ラジオデーは、ラジオのユニークな特性を用いてコミュニティー、国、文化間の対話をサポートする機会を与える。ユネスコは、この出来事を記念して全世界でラジオマラソンを計画している通信社スプートニクの参加を歓迎する」と語った。
ラジオマラソンには、英国、米国、ウルグアイ、シリア、イラク、中国、レバノン、フランスの専門家たちも参加する。
ラジオマラソンは、パリからの中継で幕を閉じる。ユネスコの代表者がラジオ局「スプートニク・フランス(Sputnik France)」の番組で、現代世界におけるラジオの発展傾向に関する議論を総括する。
なおラジオマラソンのモスクワ中継は、現地時間2月13日11時にスタートした。
このキャンペーンの枠内でスプートニクはラジオ放送がどういった方法で聞かれているかについてアンケート調査を行った。ツィッターによる調査では回答者198人のうち41%が従来のラジオ受信機ないしはカーラジオでラジオ放送を聴いていると答えている。続いて多かったのがスマートフォンのアプリを利用者で31%。21%がブラウザーの利用者でポッドキャストを使うと答えたのはわずか7%だった。Facebookを通じた世論調査では17人の回答者のうち47%が従来の受信機ないしカーラジオで放送を聴いていると答えており、24%がスマートフォンのアプリを利用し、コンピューターのブラウザーを使うと答えたのは18%。そして12%がポッドキャストでラジオを聴いていた。
あなたはどこで、そしてどのように普段ラジオを聴いていますか?#スプートニク #ラジオ #ラジオの日 #ポッドキャスト #podcast
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) 10 февраля 2017 г.
そして最後はスプートニクのサイト上で行われた世論調査の結果だが、回答者45人のうち伝統的な受信機ないしはカーラジオを使うというのが48.9%。24%がコンピューター上のブラウザーを利用、スマホのアプリないしはポッドキャストを聞くという利用者は13.3%だった。
こうした調査はスプートニクのすべての外国語サイトで実施された。これによりオンラインのオーディエンスであろうとラジオを聴くときは従来のラジオ受信機に耳を傾けていることがわかった(平均で40-50%)。従来の受信機を用いると答えた率が一番高かったのは欧州。例外はブラジルイラン、アフガニスタンでこれらの諸国はモバイル電話を使って聞かれていた。
「スプートニク日本」は現在ラジオ放送を行っていないが、ポッドキャストで興味深いインタビューや番組をお届けしている。こちらからお聞き頂けます。