専門家グループは、1922年に見つかったツタンカーメン王の墓にあるとされる隠し部屋探しに着手する考えだ。調査には、ほぼ10メートル先を透視できる高性能レーダーが使用される。ポータル・サイトSeekerが伝えた。
レーダーのテスト使用は、2月末に予定されており、考古学者による直接調査は、今年末までに始められる見込みだ。今回の調査は、この2年間で3度目のものとなる。2015年、日本人技術者、渡辺広勝氏によるレーダースキャン調査後、学者達は、ツタンカーメンの墓には、隠し部屋があるとの仮説を立てるようになった。
一説によれば、この秘密の部屋には、ツタンカーメン王より10年ほど前、紀元前1331年に亡くなった義母ネフェルティティが葬られている。