ガーディアン紙によると16日夜、BBCテレビは、ロシアのサッカーファンたちがロシア大会に訪れる予定のイングランドのファンを脅しているドキュメンタリー映像を放送する。
インファンティーノ会長は「私はこの件を心配していない。私はこれを担当するロシア当局を完全に信頼している」と述べた。
なおガーディアン紙が引用しているインタビューで語ったモスクワのサッカークラブ「スパルタク」のファンたちの元リーダー、ワシーリー・ステパノフさんは、「ロシア人サッカーファンが英国人ファンにW杯2018での『暴力祭り』を警告」と題したガーディアンの記事にコメントし、インタビューでは実際にロシア大会に向けた準備について話したが、脅しではなく、ロシア人ファンたちによる手厚いもてなしを約束したと説明し、インタビューで使用されている自分のフレーズは発言の断片だと指摘した。
ロシアとイングランドのサッカーファンたちの関係が悪化したのは、サッカー欧州選手権フランス大会。6月11日にマルセイユで開催されたロシア対イングランドの試合は1:1の引き分けで幕を閉じ、ロシアとイングランドのファンによる大規模な暴動が起きた。
先に伝えられたところによると、モスクワ南西地区にあるプーシキン記念ロシア語大学は、サッカーのW杯のボランティア・プログラム参加のための申し込みをした外国人向けに、ロシア語の無料オンライン・コースをスタートとさせた。