フリン氏は13日夜に辞任し、セルゲイ・キスリャク駐米ロシア大使との接触に関する全ての情報をホワイトハウスに提供しなかったことを認めた。ワシントン・ポスト紙は「フリン氏は先月FBI捜査官による事情聴取で、トランプ氏の大統領就任前に駐米ロシア大使と制裁について協議したことを否定したが、これは情報機関が傍受した内容とは矛盾している」と報じている。
ワシントン・ポスト紙は、「FBIを騙すのは罪」であるため、フリン氏は起訴される可能性があると指摘している。
一方で複数の政府関係者は、フリン氏が、事情聴取で話した「制裁」という言葉の意味に反論する可能性があるため、フリン氏の責任を問うのは難しい可能性があるとの見方を示している。ワシントン・ポスト紙が報じた。