特にトランプ大統領は、同氏の選挙対策本部とロシアが接触していたと報じられたことについて、「ナンセンス」、「フェイク」、「いかさま」なニュースだと指摘し、トランプ氏の補佐官の通話あるいは大統領と外国の首脳との会話をリークした人物は、メディアと同じく「恥ずべきだ」と述べた。
また大統領は、「ロシアと親しくなること」を望んでいると強調した一方で、「これは政治的な面ではあまりよくない」と述べたほか、2国間で合意できるかも分からないという。トランプ氏は、ヒラリー・クリントン氏がロシアとの関係の「リセット」を開始し、「米国のウラン20%を渡した」として非難、「リセット」について「愚かなプラスチックのボダン」と指摘した。
またトランプ大統領は、自分にとってはロシアに対してより厳しい方針をとることのほうが簡単だが、「米国人のため」そして「全世界のため」に「正しいことを行う」ことを望んでいると強調した。
また大統領は、露米は2つの核超大国だと指摘し、「核のホロコースト」に匹敵するものはないと強調した。
先に伝えられたところでは、米国諜報機関の一連の職員らは機密情報が報道機関に漏洩して名誉を毀損される恐れがあるとして、情報のトランプ大統領への通達を行わなかった。