研究者らは2年以上にわたる調査を行い、臨死体験をもつおよそ2千人を対象にデーターを集めた。得られた情報を分析した結果、研究者らは人間の脳は心停止後、心臓に酸素が送り込まれなくなってから30秒間は機能しているという帰結に達した。
この30秒間で意識は、普段の生活では本人が見ることのなかった記憶の大半を走馬灯のように見せる。ところが彼の世から生還した人たちはもう、臨死状態で脳がその人に見せた記憶を思い出すことができない。被験者自身、大半の場合、臨死から生還したあと、数日間におきた出来事を忘れ、しばらくの間記憶を失っていたと語っている。
先の報道によれば、ロシア科学アカデミー理論 実験生物物理学研究所のロシア人生物学者たちが、睡眠ホルモンのメラトニンの助けを借りて、身体の老化を遅らせる方法を発見した。