ザリフ外相はCNNテレビからのインタビューに答えたなかで、「最大の過ちはテロ組織に武器を与えたことだ。テロリストらはシリアに脅威を与えるだけではない。グローバル的な性格を持っている。ダーイシュに武器を与えた張本人らはその前はサダム・フセイン、そして『アルカイダ』にも武器を与えていた。米国が同盟国と呼ぶ諸国、そして米国自身が与えていたのだ。トランプ大統領本人も選挙戦で言っていたではないか。ISは米国によって作られたものだと」と語っている。
ザリフ外相は、金銭的援助やその他の支援のほかにダーイシュが発生したもうひとつの原因として、アラブ諸国の領域をその諸国政府の意思に反して外国人らが「占領」したことにあると述べた。
先の報道では、ロシアのラヴロフ外相は、テレビNTVのインタビューに応じた中で「米国は、イランが支持している『ヒズボラ』もまた『ダーイシュ(イスラム国)』のテロリストらと戦っていることを認めるべきだ」と述べた。