ツアーの料金を支払い、3日間の訓練と検診を受けた後、宇宙飛行が許可される。宇宙旅行は6人のグループで行われ、飛行時間は15分。地球からおよそ100キロの上空に到達したら、旅行者1人1人が5-6分にわたって無重力を体験し、計30平方メートルの船室の内部を自由に移動することができる。
コスモ・クールス社のパーヴェル・プーシキン最高責任者が、「スプートニク」のインタビューで語ったところによると、現在およそ1億5000万ドルの暫定的プロジェクトが進められており、飛行試験は2019年から2020年に始まる予定、チケットの予約は2018年以降に開始される見込み。
プーシキン氏は、2018年に独立したテストを開始した後、価格を明確にし、チケットの予約を開始すると述べた。
なおコスモ・クールス社のプロジェクトは、モスクワで3月3日に開かれる商業用宇宙飛行の国際フォーラムINSPACE FORUM 2017に参加する。
先に、宇宙輸送を業務とする企業スペースXの共同創設者イーロン・マスク氏が今週、有人飛行と火星移住計画を発表した。