トランプ氏は大統領選挙でパリとブリュッセルで起きたテロ事件の組織者、参加者らのなかにブリュッセルの住人がいたことから、この都市を「ねずみの巣窟」と揶揄した。
ミシェル首相はペンス米副大統領に対し、「お目にかかれて大変光栄です」と語った。仏日刊紙「ソワール」が報じた。
ペンス米副大統領もこれに対し、「こんな美しい場所で」の歓迎に感謝の意を表したものの、ソワール紙はこの返答がトランプ氏の「ねずみの巣窟」発言を余計に思い出させたとコメントしている。
先に伝えられたところでは、トランプ米大統領はフロリダで演説し、自身をNATOファンだとする一方で、NATO加盟国に対して資金拠出義務を履行するよう求めた。