交渉の組織は北朝鮮の弾道ミサイル発射実験とクアラルンプールでの金正男氏殺害事件によって難航している。
ワシントンポスト紙の報道によれば交渉トラック1.5(半官半民)では、米国側からは以前トラック2(民間次元)接触にも参加した経験のある元役人らが参加することが決まっている一方で、北朝鮮側からの参加者はまだ決められていないものの、消息筋の見解では政府の役人になるものと思われている。
これに対して米国務省はワシントンポスト紙に対して、米政権は「ニューヨークで数週間のうちに行われる予定の交渉に参加する」北朝鮮代表者へのビザは承認していないことを明らかにしている。
状況に詳しい消息筋は「北朝鮮はコンタクトを行うことへの関心を示したものの、一切何も承認されていない」と語っている。