レバノンのムフティーの広報部の声明によれば、ル・ペン氏には前もって会談に際しては頭部を覆う必要があることは通達してあった。
ル・ペン氏は記者団に対し、「私からの深い尊敬の念をムフティーにお伝えください。でも私は頭を覆うつもりはありませんよ」と答えている。
ル・ペン氏は19日夜にはベイルート入りしていた。ル・ペン氏は20日にはレバノンのミシェル・アウン大統領と会談し、初の公式的な顔あわせを行ったばかり。
マリーヌ・ル・ペン氏は仏極右の政党、国民戦線の党首を務めており、次期大統領選挙では有力候補のひとり。