「我々の見解では、より高いレベルでの討論を可能とするもうひとつのレベルが必要であり、我々はそのレベルがどういったものかを見極めねばならないと思う。」 24日、ハーリガン中将の見解をワシントンポスト紙が引用して報じた。
ハーリガン中将はシリア作戦の実現では米軍機がロシア軍パイロットの通り道に「いるという事態が定期的に起きている」ことを認めた。
「ロシア軍部とは作戦に対する狙いが互いに食い違う点があった。最終的にこれについては話をまとめたが、時間はかかった。理由は討論をより高いレベルへ上げることができなかったからだ。」
このほかワシントンポスト紙の報道では、米軍部はロシアとの通信ラインの完璧化を望んでおり、ハーリガン中将は信頼性の高い通信チャンネルを達成すればパイロットの安全は高められると語っている。
なお先に伝えられたところによると、米国は、シリアにおけるテロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」との戦いに関する自国の戦略を変更する可能性がある。