ヒューマンライツウォッチのコミュニケによれば、イスラエル内務省は2月20日に発行した書簡でイスラエルおよびパレスチナのヒューマンライツウォッチ代表事務所のオマル・シャキル代表への労働許可書発行を拒否。その理由をイスラエル内務省は「組織の社会活動とレポートはパレスチナのプロパガンダに都合のよい政治と結びついて」いることから、これは「真の人権擁護グループではない」と説明している。
ヒューマンライツウォッチのライアン・レヴィン副執行役はイスラエル政権の決定について失望させられたとコメントし、「こうした決定と疑惑に満ちた説明はイスラエルが民主主義の価値に忠誠であるかを憂慮する各人に警戒心を呼び起こすもの」と語っている。
なお先にイスラエルがユネスコとの協力を一時停止したと報じられた。