1400万ポンドの邸宅はアナーキスト・リバータリアン独立国家(Anal)として知られるグループによって占拠された。Analはホームレスの問題に関心を引くため、空き家となっていた「高級」住宅に住み着いた。
ガーディアン紙によると、住所バッキンガムゲート19のこの建物には以前、国際PR協会(International Public Relations Association)の事務所があり、ゴルバチョフ氏はそのクライアントの1人だった。
無断宿泊者らは建物の内部で、ゴルバチョフ基金のアーカイブを発見した。その中には、ゴルバチョフ氏自身によって署名された機密文書もあった。アーカイブ書類には、基金が提案するスポンサーシップに関する依頼が書かれた様々な多国籍企業への書簡も含まれていた。ガーディアン紙が報じた。
その後、ゴルバチョフ基金の代表者、ウラジーミル・ポリャコフ氏は、ロンドンに基金の事務所やアーカイブがあったことは一度もないと発表した。
同氏は、「ゴルバチョフ基金はロンドンに事務所を構えたことは一度もなく、我々はそのような組織と協力したこともなく、私は基金の設立当初から働いているが、少なくとも私は知らない」と述べた。