これより前テレグラフ紙はハスファ郊外を走るモスルとバグダッドを結ぶ道路わきにイラクでは最大の死体の埋葬地が見つかったと報じていた。遺体の数はおよそ4千体と予想されている。ダーイシュは2014年、イラクの治安維持機関の職員らを人質にとり、これを殺害したあと、漏斗状の穴を掘って投げ込んでいた。
テレグラフ紙によれば、25日、この埋葬地を取材していたクルドのラダウTVの女性記者のシファ・ガルディさんが地雷によって死亡。ガルディさんのほかにもさらに5人が死亡した。
イラク軍テロ対策部の代表のアミル・ラアド大佐は埋葬地の周りで「信じられないほど」多くの地雷が見つかったことを明らかにした。ラアド大佐は地雷はこれを調査しようとする者たちをわざと狙って仕掛けられたものと語っている。